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大人が読んでも面白い少年漫画

暇なときは漫画作品を読み進めたりしていことも多いのではありませんか。今回は大人が読んでも楽しめる作品をご紹介。誰もが知っているマンガから、今人気が急上昇の作品までいろいろありますが、今回は大人でもハマる人が多い少年漫画、「進撃の巨人」です。

≪累計発行部数5000万部を誇る人気作≫

今回紹介する「進撃の巨人」、2009年より諌山創先生が別冊少年マガジンで連載され、2016年9月現在は単行本が20巻まで刊行、累計発行部数は5000万部。2013年にはアニメ化も果たし、さらに2017年春からはファン待望のアニメ第2期も決定した人気作です。

≪作品の良さを引き出す魅力≫

この作品の魅力は大きくあげると3つある、1つは少年漫画とは思えない世界観が描かれているところ。この作品は少年漫画とは思えないほど躊躇なく人が死んでしまいます、巨人という絶対的で強大な存在巨人に生きたまま食われてしまう、踏み潰される、投げられるなどあっさり死んでゆきます。例えそれが主要なキャラクターであろうと死んでしまうため、このキャラクターだから死ぬことはないと安心できません。また仲間であったものが裏切ったり、人間同士でも争いあったりするため人間関係のドラマも目が離せないです。

二つ目は、作品のあちこちに隠された伏線です。この作品は何気なく読んでいると気づきませんが、作品初期の段階からキャラクターの発言や行動、表情に今後の展開につながる伏線が張り巡らせています。作品のネタバレにもなってしまうので多くは言えませんが、例えば進撃の巨人のコミックス裏表紙には仕掛けがあります。背表紙に描かれているのは104期生のメンバーなのですが、このメンバーのイラストが巻を重ね展開が変わるにつれ、変わっていきます。こういった細かい仕掛けは他にもあるため、伏線を探しながら楽しんで読むことができるのです。

3つ目は個性あふれるキャラクターです。進撃の巨人には主人公のエレンを始め、幼馴染のアルミンやミカサ、兵団の同期、上司など様々なキャラクターがこの作品には登場します。例えば主人公のエレンは、巨人に対し強い恨みを持つことから猟奇的な一面もありますが、普段はまじめで熱血漢で仲間思いの少年。兵士として自分より優秀なミカサに焦りを感じたり、敵として疑惑をかけられた同期に対し最後まで信じ、身の潔白を強要するなど人間味溢れるキャラクターとして描かれています。また主人公の周りを固めるキャラクターも良い。素敵なキャラクターはたくさんいますが、代表的キャラクターとしてリヴァイがあげられます。リヴァイは主人公の上司に当たり人類最強と称され、戦闘能力が高いのも一つの魅力です。また普段は冷たそうに見えるのに、仲間への思いは人一倍強いところが彼をより、魅力的にみせるのでしょう。この二人以外にも、若さゆえに未熟的なキャラクター、一筋縄ではいけない癖が強いキャラクター、そういったキャラクター達の魅力がこの世界観とも結びつき、ストーリーにも活かされているのです。

進撃の巨人は大人も読めば、深く考えさせられる作品です。この作品を読んで巨人の恐ろしさを感じたり、結末を予想したりと様々な楽しみ方ができるため、自分なりの楽しみ方を模索してみてください。