宇宙と魂の心理を知りたいのなら「セスは語る」

「セスは語る」という本には、「ジェーン・ロバーツ著、ロバート・F・バッツ記録」とあります。ロバートとジェーンとは夫婦で、ジェーンは詩人です。「ロバート・F・バッツ記録」とある通り、実際に書いたのはロバーツですので、ジェーンは耳が聞こえないか目が見えないかのどちらかなのかと想像してしまいますが、そうではありません。ジェーンは普通の健常者であり、詩人として数多くの詩を自らの手で書きあらわしています。

この本はジェーンの口から語られたことを、ロバーツが書き留めることによってできあがった書ではありますが、ジェーンが作者ではありません。本書の冒頭「はじめに」には、「この書は『セス』と呼ばれる存在によって書かれたものです」とあり、作者は「セス」であるとされています。これは、「セス」によって語れた実に不思議な宇宙と精神と魂の「実話」なのです。

≪「セス」とは何か?≫

ジェーンは普通の人間ですが、時々「セス」という魂のような存在に体を使われていました。それは、「セス」が人間に対して「真理」を伝えるために、ジェーンの体を貸してもらっていたからです。従って、語っているときにはセスには記憶がなく、ロバーツが書き留めるしかなかったのです。

こういうと、「霊」による肉体の支配、霊がとりついた状態を想像しがちですが、「セス」は幽霊や霊ではありません。別の次元の存在であり、死んだ人間ではないのです。人類とは全く異なる世界の住人で、神や仏のたぐいとも異なります。セスの語る内容は、宗教ではありません。

セスがどういう存在なのかを理解するためには、この本を読むしかありませんが、読み終えても、結局何なのか理解できないかも知れません。人間の理解を超えた存在とも言えるでしょう。

≪ジェーンとロバーツの創作なのか?≫

セスがジェーンの体を借りて語ったと言えば、「要は創作なんでしょ?」と多くの人が考えるでしょう。しかし、この書に描かれている内容を読めば、「創作できるものではない」ということが理解できるはずです。とても普通の人が想像で書けるものではないのです。聖書をはじめとする聖典を超越するほどの奥の深さがありますし、物理学的な常識をも超越した物の見方もえがかれています。

カントやデカルトの哲学さえもはるかに凌駕(りょうが)する哲学も含まれています。もし仮に、ジェーンとロバーツが想像で描いたものだとしても、超天才的な内容といえますが、人間では描くことも想像さえもできないものですので、「セス」なる存在が書いたとしか考えられません。今まで「常識」だと考えていたことがらの多くが、勘違い、錯覚、思い込みにすぎないことが分かります。ある意味ではとても恐ろしい本だとも言えるでしょう。

「セスは語る」について説明すればするほど、うさんくさくなったり、ウソっぽくなったりします。難解な内容であり、ページ数も750ページほどありかなり長いですが、読めばわかる、という本です。確実にあなたの世界観が変わります。

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