手紙を書いて心の整理をしてみましょう!

メールは現代的な「手紙」の一種と言えますが、昔の手紙のように複雑な意思を伝える手段にはほとんど使われていません。記号のような言葉のやりとりが中心で、十分に意思疎通をする手段にはなってはいません。また、SNSのツイッターは文字数が限られていますし、フェイスブックでは「いいね」だけで通じるようになっています。メールやSNSは確かに便利ですが、十分に言葉をまとめる力を持たないと、自分の心を整理できなくなってしまいます。ぜひ時には手紙を書いて心をまとめてみましょう。

≪言葉を使わなければ意思は伝えられない≫

精神科医やカウンセラーは患者の言葉から心理を理解し、不安を取り除く治療をします。言葉がなければなにもできません。しかし、相談者の心の中が混乱していればしているほど、発する言葉は支離滅裂になります。問題が大きく不安が根深いものであるほど、言葉が整理できないのです。ここから言えることは、言葉が整理できないときには、心の中がぐちゃぐちゃになっているということです。

ですから、自分の考えをきちんとした文章にしてみることがとても大切なのです。そのためには、手紙を書くのが一番です。誰かに読ませることを前提に書けば、ある程度は内容をまとめなければなりません。筋の通った文面にするため考えるはずです。そうした作業をすることが心の整理につながるのです。

相手は誰でも構いません。両親や親戚でも、昔好きだった人でも、小学校の恩師や友人でも。実際に出すことがためらわれるなら、書くだけ書いて取っておいてもよいのです。とにかく、誰か宛に書きましょう。

≪文章を書けなくなっている現代人≫

私たちの生活は、簡単なメールやツイッターなどでのやりとりに支配されています。複雑な情報交換をする必要がなく、長いメールは頭に入りません。メール文が長いと読まない人が大勢いますし、前半だけしか頭に入らない人もいます。そのため、気の利く人はひとつのメールにひとつの要件しか書かないように気をつけています。二つの要件があるときには、2通に分けるのです。

読めないだけではなく、書くこともできません。複雑な内容を表現しようとすると、文章的に破綻をしてしまう人がとても多くなりました。そういう人は、電話をすることで逃げるのが一般的です。

文章が書けないということは、頭の中が整理できないということです。毎日ブログやフェイスブックをやっているからといって文章を書いていることにはなりません。ブログやSNSには今日の出来事くらいしか載せませんので、複雑な思考をする必要がないのです。頭の中の奥底にあるものを取り出してまとめてみることが、文章を書くということです。

昔の恩師に思い出話とお礼を伝えるのよし、好きだった女性に告白できなかった想いを伝えるのもよし、両親に感謝の手紙を書くのもよいでしょう。昔傷つけた友達に詫び状を書いてもいいし、お世話になった親戚に無礼を詫びてもいいでしょう。とにかく誰かに自分の思いを伝える文章を書いてみることが、心の整理と、心のいやしにつながります。ぜひ、ためしてみましょう。

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